
こんにちは!せりです。
労働衛生コンサルタントは、合格率3割ともいわれる難関です。
試験は筆記試験と口述試験によって行われます。
今回は、筆記試験を「労働衛生関係法令」1科目にしぼり、15問中13問正答して、令和5年度(第51回)労働衛生コンサルタント試験に合格したせり産業医の、筆記試験3週間前から当日のレポートをお届けします。
筆記試験3週間前の勉強
令和5年度筆記試験は10月17日。
試験3週間前から試験当日までは過去問のこれまでに間違った問題や選択肢の中であいまいだったものを一問一答形式にまとめてひたすら繰り返しました。
というと順調そうですが、そんなことは全くありません。
試験勉強なんて約10年ぶり。
そうでなくても最近、人や物の名前が出てこなくて「ほら、あれだよ、あれ」という会話がデフォルトです。今さら新しいものを覚えるなんて正気の沙汰ではない、と泣きそう。
前にも書きましたが、せり産業医、産業医歴は長いですが事務職場以外の経験はないのです。
有機溶剤中毒予防規則…酸素欠乏症等防止規則…粉じん障害防止規則…などなど、どんな職場か想像もつきません(注:口述試験対策をすると想像くらいはできるようになります)。
仕事も家事もあるし、季節の変わり目は疲れます。全く勉強できない日やせめて1問だけでもやろう、と本当に1問しか解けない日など、「どうして受けようと思ってしまったんだろう。でも今やめたら受験料がもったいない…」としようもないことを考えながら七転八倒しつつ勉強していたというのが本当のところです。
試験会場
筆記試験の会場は各地方に1つある【安全衛生技術センター】です(詳しくは公益財団法人 安全衛生技術試験協会HPをご覧下さい)。
試験は午前中から行われていますが、私が受験する「労働衛生関係法令」は13時から。
1時間前に会場につくように出かけたところ、12時少し前についてしまい、午前の試験がまだ終わっていなくて会場に入室できませんでした。
建物内に受験者控室が1室あり、学校の教室のように机が並べられていましたが、いっぱいだったのでロビーで掲示物などを見て時間をつぶし、12時にチャイムが鳴って午前の試験が終わり、受験者が出てくるのを合図に試験会場に入室しました。
昼食は試験会場の自分の机で、駅で買ったおにぎりを食べました。
会場周辺には店などもなく、試験会場で食事ができるのはとてもありがたかったです。また、コロナが落ち着いた時期でもあり、マスクをしなくてよくなったのも助かりました。
試験会場は2部屋。前方に大きな黒板がある学校の教室のようなフラットな部屋で、一人一つの椅子と机。
意外と空席が多かった印象です。
受験者は、技術系なのか作業着姿の人も多く、その他はほとんどがジャケットかオフィスカジュアルな服装でした。
受験票を机の隅に置き、鉛筆と消しゴムを出します。 マークシート形式で問題は持ち帰ってよいので、自分の答えも問題用紙に書き込みます。
早く退席する受験者もチラホラいましたが、私は時間いっぱい使って最後まで確認するタイプです。最後まで頭を絞りました。
試験直後はあいまいなところばかりが気になり不安でしたが、帰りの電車で答え合わせを行い、後日「実務家のための労働安全衛生のサイト」の正答予測を見て15問中13問正答との手ごたえを得ました。
まとめ
筆記試験3週間前からの勉強内容と、試験当日の会場の様子をレポートしました。
試験当日はすごく緊張しました。終わった後は家に帰るのも待ちきれずに電車の中で答え合わせをして、帰り道に甘いものとスナック菓子をたくさん買い込んで、自分を甘やかしました!
会場によって様子は違うかもしれませんが、参考になったらうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、筆記試験問題の感想です。
ぜひお読みください。